2018年3月11日日曜日

第66回魚類自然史研究会のご報告

平成30年3月10日から11日の2日間にわたり、第66回魚類自然史研究会が近畿大学農学部奈良キャンパスで開催されました!
今回も100名を超えるたくさんの方々にお越しいただきました!

2日間で22題の研究発表があり、今回は近畿大学で学位を取得した岡田博士による記念講演も行われました!学位取得おめでとうございます!
(魚類自然史研究会では、学位取得記念講演を受付けております。ご自身からでも推薦でも歓迎です!該当される方がいましたら、ぜひ事務局までお知らせください。)


10日夜は同キャンパスの食堂で懇親会です。
守山漁協 戸田様からふなずしやエビ豆、その他淡水魚のかき揚げやなれずしなど、琵琶湖の美味しい湖魚料理がふるまわれました。誠にありがとうございました!
ひとつひとつ写真におさめたり、淡水魚研究者のみなさんは大盛り上がりでした。



11日昼で研究会は終了し、午後から近畿大学農学部の細谷和海教授の特別講演会が開催されました!
今年度で退職される細谷教授の講演には、多くの魚類分類学の専門家や学生たちにご参加いただきました。


特別講演会のあとは、サテライト企画「サッカー大会魚類史カップ」が開催されました!
研究の枠を超えて、たくさんの方々と交流を深められたかと思います。



今回も休憩室や懇親会では、たくさんのご当地お菓子やお酒などの差し入れをいただきました!お持ちいただいたみなさま、誠にありがとうございました!

運営委員や事務局が新体制となり、一年経ちました。
みなさまのご協力で、毎回楽しく盛況で研究会を開催できています。
これからもこの魚類自然史研究会をより良くしていけるよう、努めていきますので今後ともよろしくお願いいたします!次回もぜひご参加ください!


今回の研究会でご意見等ございましたら、事務局までお寄せください。

2018年3月5日月曜日

細谷和海教授 特別講演会のご案内

今年度で近畿大学を退職される細谷和海教授による魚類自然史研究会特別講演会「類縁関係とは何か」を開催します!
事前申し込み不要、参加無料ですので、是非ともご参加ください。

【日時】3月11日(日)13時30分
【会場】近畿大学農学部 211教室


2018年2月25日日曜日

第66回魚類自然史研究会プログラム決定!

第66回魚類自然史研究会のプログラムが決定しました!
引き続き参加は受け付けております。
ご案内と申し込み方法についてはこちら

3月10日(土)
受  付  12:30-13:25
開会挨拶  13:25-13:30

研究発表
1 13:30-
メダカの卵はいつ生まれる?
中村一葉(奈良女子大学附属小学校)

2 13:45-
メダカ2種間にまたがる遺伝的撹乱を検出するために核DNAマーカーは有効か?
入口友香・寺村啓佑・前原 裕・北川忠生(近大院農)

3 14:00-
関東地方におけるミナミメダカの在来集団の特定
川合 優(近大農)・入口友香・北川忠生(近大院農)

4 14:15-
近畿地方におけるアブラハヤとタカハヤの分布
福本一貴・羽多宏彰・細谷和海(近大農)

休  憩  14:30-14:45

5 14:45-
ペットショップとネットオークションで発見したカワイワシ属
羽多宏彰・山口達成・三井 洸太郎(近大農)

6 15:00-
滋賀県で定着が確認されたタウナギとその現状
金尾滋史(琵琶博)

7 15:15-
近畿地方におけるコクチバスの分布現況
小西雅樹・高松真也・山田卓也・坂本淳登(近大農)・川瀬成吾(大阪経法大)・細谷和海(近大院農)

休  憩  15:30-15:45

8 15:45-
十日町市に生息するシナイモツゴとモツゴの形態による判別
松山凌大・金子栞乃・大島詩音(新潟県立十日町高等学校 生物部1年)・馬場吉弘(新潟県立十日町高等学校 生物部 顧問)

9 16:00-
ウナギの産卵生態に関する研究
渡邊 俊(近畿大学)・塚本勝巳(日本大学)・三輪哲也(海洋研究開発機構)・黒木真理(東京大学)・ M. J. Miller・樋口貴俊・竹内 綾・芹澤健太(日本大学)・沖野龍文(北海道大学)・滝川一雅・石原徹也・栗本穂高(日本放送協会)・押谷俊吾(マリン・ワーク・ジャパン)・奈須俊勝(日本海洋事業)

10 16:15-
九州・沖縄地域におけるドジョウ属の分布
中島 淳(福岡県保環研)・橋口康之(大阪医科大)・鹿野雄一(九州大学)

休  憩  16:30-16:45

11 16:45-
止水性ヨシノボリに対する微胞子虫の季節的寄生動態と宿主への影響評価
田中良輔(神大理)・新田理人(広大院生物圏科学)・上田るい・佐藤拓哉(神大理)

12 17:00-
日本におけるカワリヌマエビ属 Neocaridina の現状と研究の最前線(交雑実験と遺伝子解析)予報
丹羽信彰(京大理)・繁戸克彦・橋元京子・坂口友香・星野暎香・三原弥宇(神戸高校)

13 17:15-  学位取得記念講演
国内産ドジョウに内包される隠蔽種に関する遺伝学的・生態学的研究
岡田龍也(近大院農)

連絡事項  17:45-17:50

懇 親 会   18:15-20:15


3月11日(日)
受  付  8:45-9:30

14 9:30-
その時金魚が動いた~激動の幕末,そして世界へ~
根來 央(神戸市・金魚研究家)

15 9:45-
生駒市高山地区のため池群における魚類相
清水隆弘・池ヶ谷 健吾・細谷和海(近大農)

16 10:00-
希少淡水魚保護に向けた市民活動の課題と方向性-生駒市におけるカワバタモロコ保護活動を例に-
牧野友樹・池ヶ谷 健吾・細谷和海(近大農)

17 10:15-
生駒市のカワバタモロコは本当に生駒市のものなのか?
池ヶ谷 健吾・森田圭吾・細谷和海(近大院農)

休  憩  10:30-10:45

18 10:45-
初めて海外採集旅行をする人のための台湾淡水魚採集旅行指南
古本哲史(盈進中学高等学校・スイゲンゼニタナゴを守る市民の会)

19 11:00-
ビワコガタスジシマドジョウの危機的状況とその減少要因
森井清仁(滋賀県大院・環境)・中野光議(石川県大・生物)・中西康介(国環研)・高倉耕一(滋賀県大・環境)

20 11:15-
アユモドキの生息域外保存~精子凍結保存技術の開発~
高松真也(近大農)・松田征也(琵琶博)・柴山弘史(KANSO)・太田博巳(近大農)

21 11:30-
琵琶湖博物館に眠っていた約60年前の魚類標本
中井克樹(琵琶博)

22 11:45-
ヴェガ号収集の地衣類標本から見た調査団の日本踏査ルート
滝川祐子(香川大農)

閉会挨拶  12:00-12:10


【会報誌「ボテジャコ22号」予告】
表紙写真
内山 りゅう「オウミヨシノボリ・オス(滋賀県琵琶湖流入河川産)」

目 次
内田 大貴・伊東 隆道・岩知道 優樹・河本 陸・安部 慶太郎:
 動物園の中にはどんな魚が棲む?? ─ 横浜動物園ズーラシアにて ─ 
新刊案内:
 中島 淳・内山 りゅう 著
 日本のドジョウ 
浅香 智也・北野 大輔・鈴木 誉士・中川 雅博・曽我部 共生:
 研究成果を論文や報告書として公表しよう 
渡辺 夏和:
 わに川のオウミヨシノボリの川のぼり:生まれてからのぼるまで 
水辺のトマソン:
 水面上にだけ玉石の埋め込まれた護岸 
三浦 健太郎・三内 悠吾:
 ボルネオ島の水生生物と環境 
新刊案内:
 向井 貴彦 編著
 岐阜県の魚類 
古本 哲史:
 タイ北部淡水魚採集記 ― 世界最西端のヨシノボリ類に出会う旅 ― 
髙田 昌彦:
 「外来魚情報交換会」の歩み 
伊藤 玄:
 岐阜県郡上市鬼谷川上流域における聞き取り調査に基づく1940年代の魚類相 
佐藤 方博:
 わかっているけどやめられない? アメリカザリガニに対する割り切れぬ思い 

第64回 魚類自然史研究会講演要旨 
第65回 魚類自然史研究会講演要旨 

以上

2018年1月14日日曜日

ボテジャコ22号の原稿を募集中です

会報誌「ボテジャコ」22号は、2018年3月の研究会に合わせて発刊予定です。
皆さんふるって原稿をお寄せくださるようお願いします!
ちょっとした報告、紀行文、紹介文、解説など、どしどしお寄せください。
ご検討の方は、1月末ごろまでに原稿をお寄せください。
(日程が近くなりますと22号の掲載に間に合わない可能性があります)

原稿の送り先、投稿についての詳細は一般社団法人水生生物保全協会(外部リンク)をご覧ください!

ミニサッカー大会「魚類史カップ」を開催します!

研究会参加者の親睦を深めることを目的にサテライト企画としてミニサッカー大会「魚類史カップ」を開催します!

日時:平成30年3月11日(日)15時~
会場:近畿大学農学部グランド
参加資格:第66回魚類自然史研究会参加者および事務局が許可した者
参加費:一人当たり数百円徴収する予定です。決まり次第連絡いたします。
申し込み方法:下記のいずれかの方法で事務局に2月16日までにご連絡ください。
※ 雨天の場合は当日の朝に開催か中止の判断をいたします。

基本的にフットサルに準ずる形で行う予定です(5人対5人)。
競技規則は,締切日以降,参加者(チーム参加の場合は代表者)にお知らせします。

1.チーム参加
・参加チーム名
・チーム代表者名
・連絡先emailアドレスおよび電話番号
・参加者名簿
・各々のサッカー経験歴

2.個人参加
・お名前
・連絡先emailアドレスおよび電話番号
・サッカー経験歴(チーム編成の参考にするため)
チームは組めないけれどサッカーをしたいという方は2の方法で申し込みください。こちらでチームを振り分けさせていただきます。

参加をご検討の方はぜひ今から体づくりをしておいてくださいね!
みなさまのご参加をお待ちしています!


※ブログをご覧になってお申込の方へ
ブログにありますお問い合わせフォームからご連絡ください。(スマートフォンからご覧の方はパソコン版に切り替えますとお問い合わせフォームが表示されます)

2018年1月8日月曜日

第66回魚類自然史研究会のご案内

みなさま

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

第66回魚類自然史研究会を下記の通り開催いたします!

【日程】
平成30年3月10日(土)・11日(日)
○1日目
13:30~17:30 研究発表
18:00~    懇親会
○2日目
9:00~12:00 研究発表
13:30~14:30 魚類自然史研究会特別講演会
15:00~    サッカー大会~魚類史カップ~
※スケジュールは演題数等によって変更する場合があります。

【会場】
近畿大学農学部奈良キャンパス
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
研究発表・休憩室:新棟211教室、212教室
懇親会:学生食堂Agrie

【費用】
参加費:1500円(ボテジャコ代を含む)
懇親会費:(一般)5,000円 (学生)4,000円
2日目弁当:500~700円の予定
※学内の食堂・コンビニは、1日目(18日)のみ営業しています
2日目に昼食が必要な方は弁当を用意いたしますのでお申込ください。

■交通のご案内
(1)電車とバスでお越しの方
近鉄奈良線「富雄駅」下車、西出口を出て富雄川沿いを南に歩き、「新富雄橋」をわたる
「近畿大学バス乗場」で奈良交通バス乗車、キャンパスまで約10
(2)お車でお越しの方
阪奈道路経由の場合:阪奈三碓I.C.を出て富雄川沿いに下り、近大橋東詰を右折
第二阪奈有料道路経由の場合:中町ランプを出て富雄川沿いに上り、近大橋東詰を左折
詳しくは下記の近畿大学ホームページをご覧ください。

■宿泊について
各自で手配をお願いいたします。

■研究発表について
時間は1人15分(研究発表12分、質疑3分)を予定しております。
要旨は体裁をご確認のうえ、2月16日(金)までに事務局までご提出ください。印刷の都合上、締切日以降の修正は受付できませんのでご注意ください。

■魚類自然史研究会特別講演会について
細谷和海教授(近大農)に「類縁関係とは何か?(仮)」と題して講演していただく予定です。本講演会は申込不要です。詳細は別途お知らせします。

■サッカー大会~魚類史カップ~について
研究会参加者の懇親を兼ねてサッカー大会を開催予定です。別途お知らせします。

■参加申込みについて
参加をご希望の方は申込書に必要事項を記入の上、事務局までご連絡ください。研究発表の申込・要旨提出、懇親会参加申込の締切は、2月16日(金)です(厳守)

※ブログをご覧になってお申込の方へ
ブログにありますお問い合わせフォームから第66回魚類自然史研究会参加希望の旨をご連絡ください。参加申込書を送付いたします。(スマートフォンからご覧の方はパソコン版に切り替えますとお問い合わせフォームが表示されます)

みなさまのご参加お待ちしております!

2017年11月20日月曜日

第66回魚類自然史研究会のお知らせ

日程:平成30年3月10日(土)・11日(日)
会場:近畿大学農学部 奈良キャンパス(奈良県奈良市中町3327-204)
   交通アクセスはこちら
協力:近畿大学

研究発表の申込締切は【平成30年2月16日】予定です。
詳細は1月頃にお知らせいたします。